食卓に季節感が無くなってきたのは、いつからの事でしょう。
いつでも野菜は食べられますが、香りや栄養が乏しくなりました。流通されやすく、甘みが強く、形が良く、規格化や増産しやすい”もの”にかわり、食物本来の目的である体に良いという理由の食品が見つけにくくなっています。
また、加工技術の発展で、いつでも、どこでも食物を手に入れることが出来る、便利な時代になりました。そのために、いろいろな添加物を加えるようになりました。食物というより、商品として生産され、販売される面が多くなりました。
しかし、本来食物の持つ力で健康が頼れる筈です。こうした事実に対して、多くの識者が警鐘を鳴らし、心ある造り手は、本来の食物を作り出しています。しかし流通に乗りにくく生計がたちません。そこで、造り手も使い手も、元気な生活が送れるお手伝いが出来ればと思います。
株式会社 茂仁香